症例集

審美歯科 -症例1-

術前
術中

プロビジョナルを入れているところです。
不良補綴をはずしてすぐにファイナルの治療をしてしまうと失敗してしまいます。
成功のためには、左図のように仮のかぶせを入れて歯列の中でのバランス、口唇や顔貌とのバランスなどを確認してから治療します。 (これをやらないということは、設計図なしでいきなり家を建てるようなものです。そのような家に安心して住むことができるでしょうか?)

また、不良補綴によって荒れてしまった歯周組織を治療することにも使います。術前の歯と歯茎の間は赤く腫れているのに対して、術後には全く腫れていないのが分かります。

綺麗に治すためには、歯や歯周組織の治癒期間や、形態や機能のチェックなどが必要になります。
歯医者に行くと治療に時間がかかるのは、上記のほかにも考慮すべき問題が多いためなのです。急いで治療をおこなうことは、トラブルの種を抱えたままにしてしまうということになります。

術後

上顎右側1,2,3,のMBブリッジです。
2番はオベイドにしてあり、いかにも歯が生えているかのように見せかけています。

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